「たましひを育みますと聳えたつ 蔵王のやまの朝雪げむり」 歌人・斎藤茂吉は蔵王を「心を育ててくれる山」と語る。ラジオやテレビが共通言語だった昭和は終わり、「好き」が分断された今、わたしは自信満々にものづくりができない。この山は何をうたうのか。じっくりと耳を傾け、自分で自分を肯定する肝魂を育みたい。(ざおうラジオ 市民講座受講生)